◆ 排ガス測定について
大気汚染物質を排出する事業者は、管轄都道府県知事等に所定の事項を届け出る必要があります。また、施設の種類・規模・事業ごとに、大気汚染防止法で定められた基準値を遵守しなければなりません。
主な規制対象物質
- ダスト
- 窒素酸化物(NOx)
- 硫黄酸化物(SOx)
これらは定期的な煙道排ガス調査により測定され、結果は記録・保存が必要です。
今回は、当センターが実施している固定発生源のサンプリング方法について紹介します。
■ ダスト濃度測定(JIS Z 8808)
- ダクトの測定位置・測定点を規定に基づいて決定
- 排ガスの温度・流速などから等速吸引量を算出
- ノズルを挿入し等速吸引で採取
- ろ過捕集したダスト量から濃度を算出
等速吸引とは
ダクト内の流速と同じ速度で吸引し、正確にダストを採取する方法
ダクト内の流速と同じ速度で吸引し、正確にダストを採取する方法
■ 窒素酸化物(NOx)測定(JIS K 0104)
- 吸収液入り真空フラスコで試料採取
- 代表的なガスが採れる位置で測定
- 同一位置で2回以上採取し、それぞれ分析
■ 硫黄酸化物(SOx)測定(JIS K 0103)
- 吸収瓶を2本連結し試料ガスを通気
- 吸収液に目的成分を取り込む
- 同一位置で複数回採取し分析
■ 水銀濃度測定
水銀は「ガス状」と「粒子状」に分けて測定します。
ガス状水銀
- 吸収瓶に試料ガスを通気
- ろ過材で粒子状の混入を防止
- 流速が安定した位置で採取
粒子状水銀
- 等速吸引によるろ過捕集
- ダスト測定と同様の方法
- 平均流速に近い位置で採取
採取は同時刻を基本とし、それぞれ個別に分析します。
■ まとめ
排ガス測定は、大気環境の保全と法令遵守のために重要な調査です。当センターでは各種測定・調査に関するご相談を承っています。
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「環境相談窓口」ページよりお気軽にご相談ください。
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